全国大家ネットワーク・6月以降の活動報告

2011-10-04

“全国大家ネットワーク(大家ネット)”の設立主旨にご賛同いただきました皆さん、こんにちは。このコラム3回目登場の落合です。

9月29日、”大家ネット発起人”である、長島さん、大西さん、北野さん、寺尾さん、榎本さん、秋山さん*1、萩原さん、加藤さん*2、下條さん、そして末席の私により、”大家ネット”の打ち合わせが行われました。

(*1:全国賃貸住宅新聞社記者 *2:不動産ライター兼大家さん)

賛同いただいた皆さんは、”設立主旨には賛同したけど、その後大家ネットって何をやっているの?”と疑問を持たれていると思います。そこで、このコラムを使って”落合の目”からみたシンポジューム以後の活動を報告させて頂きます。

そもそも、この”大家ネット”は “未曾有の大災害後、賃貸市場はどうなる、大家さんは何をすべき”について5月28日に”公開シンポジューム”を開催するためにスタートしました。シンポジューム後、”たった一回のシンポジュームだけではもったいない”ということで、”大家さんが普通に社会参加するためのルール作り=大家さんは団結し、政府・社会へ声を上げよう”を具現化するために、6月・7月・9月と打ち合わせを持ちました。

まず最初にやるべきことは、賛同者の取りまとめ。”発起人”は私以外この業界で多大な影響力をお持ちですが、 “大家ネット”は、”大家さんによる、大家さんの、大家のため”を主旨としているので、”発起人”の本業の組織を活用した組織作りはご法度。つまり、”発起人は大家ネットの「応援団」という立場であって、グランドでプレイするのは大家さん自身”という基本的考え方が確認されました。更に全くの”手弁当”。ということで、リアルの活動よりまずはネットを活用した大家ネット設立主旨への賛同者の募集が始まりました。ここまでは素早く完了。この時点ではネットによる情報発信だけでしたが、7月の賃貸住宅フェアでも啓蒙の機会があり、更にTVによる取材や、某大手業界団体からも”事実上初めての大家さんの団体”ということで注目を集めました。

目的を具現化するためには、”組織の組立てが最重要”なのですが、敢てそれは先送りし、組織の牽引役となっていただけるような大家さんへの声掛けを最優先いたしました。主だった家主の会への働きかけ、家主の会の勉強会での紹介・説明・協力のお願い等・・・・

しかし、”大家ネットの具体的行動が曖昧”な状態で、大家さん方に○○をやってください、と依頼することも出来ず、結局”鶏が先か、卵が先か”という状況に陥り、結果として皆さんには”具体的に何をやっているの?”と思われてしまう状況になった、というのが私が見るところです。(あくまで、落合の目を通してです。)

そこで、我々は昨日の打ち合わせで、”一歩踏み出す”ことにしました。まずは、今いる”発起人”で走り出そうと。今までは組織がなかったので、我々自身を”発起人”と仮に呼んでいましたが、”会としての意思決定機関の理事会”を立ちあげ、原則”発起人=理事”となりました。更に、各理事は、”委員会を運営”することになります。その委員会とは、

・ IT委員会:IT環境の整備
・ イベント委員会:大家ネット主体のイベント運営や、各家主の会のイベントと連動した”草の根運動”
・ 広報委員会:対外的に、大家ネットの活動の普及・理解を広める
・ 政策提言委員会:具体的に、大家さんの意見を社会のルールに反映させる。
・ コンテンツ委員会:会からの情報発信の内容検討

上記の各委員会+理事会に加え、事務局が設定されました。

各理事は、上記委員会の委員長を兼任し、委員会の運営(メンバー募集・活動方針)は原則委員長の裁量により任され、最終的に”理事会の承認”を得て、具体的行動に移されます。

上記が昨日の打ち合わせで確認された内容ですが、まだまだ”机上の理想論”の段階であることは間違いありません。組織といっても、”点”でしかありません。これを、具現化・点→線→面→立体 に組み立てていくのは、メインプレイヤーである”大家である皆さん”です。

具体的に上記各委員会をお手伝いいただける方、例えば家主の会での経験を活かしてイベント企画に参画したい方とか、ITの構築のノウハウがある方、大歓迎です。

最後にちょっとネタバラシですが、私は”発起人”の中で少数派の”専業大家”です。逆に言うと、いままで”大家ネット”を牽引頂いた”発起人の皆さん”は、大家業以外の不動産関係のお仕事をしてらっしゃいます。
今回”まず一歩”を踏み出しましたが、今後強力な大家さんが参加されることにより、今の理事会のメンバーが入れ替えになる可能性があることは、前々回の打ち合わせでも確認済みです(誤解しないで下さいね、現理事の方が手を引くのではなく、メインプレイヤーである大家さんを支援するサポーターに回るとご理解下さい。今はメンバーが足りないので、サポーターにもグランドに入っていただいている状況です)。ですから、現理事メンバーが”専業大家じゃないじゃん”というご心配は全くありませんので、安心して”大家ネット”を応援して下さい。


<プロフィール>

落合 淑彦 (おちあい としひこ)
1959年東京生まれ。早稲田大学卒業後、(株)リコーに入社し、海外/国内マーケティングを担当。2006年相続により突然「素人大家」となる。サラリーマン感覚で大家業を展開し、5年間の成績(4棟50室)は空室率3.7%。
最近は「水(満室経営)と空気(大家業を取巻く外部環境)、どっちも大事」を理念に、5人の大家さんと「行動する大家さんの会」を結成。「消費税・非課税問題」には一家言を持つ。


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